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うるしかぶれについて(はじめて漆に触れるかたは必ず読んでね)
室(ムロ)をつくろう!
拭き漆塗(摺り漆塗)にチャレンジ
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拭き漆にチャレンジ

漆を気軽に体験できるのが摺り漆(拭き漆)技法です。
木地の木目を活かし、何度も摺り込むことにより、より深いつやを帯びてきます。

摺り漆で仕上げられたテーブルや食器などの補修も自分ですることができます。

一人でも多くの皆様に漆の良さ、漆塗りの楽しさを是非体験して頂きたいと思います。
それではLet's チャレンジ!!


まず道具を準備します。
  • 生漆
  • 拭き漆紙
  • うるしワイパー(ほこりの出にくい木綿の布などで代用可)
  • 手袋
  • サンドペーパー(#800〜1000程度)
  • 手袋
  • 定盤
    厚手のプラスチックの板等
  • 室(漆風呂)→衣装ケースを用いた室の作り方
  • 漆塗りをする木地

1.木地調整

木地をサンドペーパーで木地がなめらかになるように磨いていきます。

このとき、はじめは中目のサンドペーパーで磨き、順に細目のサンドペーパーと移行しながら丹念に磨いていきます。
目安としては木地の肌がザラザラとしなくなるまで磨けばよいです。

磨いた後、堅く絞ったぞうきんなどで表面にある削りカスをしっかりととります。
この後木地に残った水分を完全に乾燥させます。


2.漆の摺り込み

2-1
漆を定盤や小皿に出します。(一度目はテレピン油を混ぜるので小皿の方が良いかもしれません。)

定盤は厚手のガラスやプラスチックが良いでしょう。
ガラスの場合は落とすと割れる可能性がありますので注意してください。

(一度目は漆の吸いこみが多いのでテレピン油を漆と同量をヘラなどでよく混ぜると良いでしょう。2度目の擦り込みからは漆のみで良いと思います。)


2-2
刷毛を利用する技法もありますが今回は手軽にできる拭き漆紙を利用して摺りこんでいきます。

拭漆紙を適当な大きさに切断します。
写真の大きさくらいになるまで3回程度折り曲げます。
この紙に漆をしみこませて擦りこみます。

2-3
写真のように人差し指の腹を使ってすり込みをします。
かぶれ防止の為、手袋を着用してくださいね。

2-4
漆を拭漆紙に付け、擦りこんでいきます。
このように茶托やお皿などは裏表のある木地は片面だけを擦りこみします。
(乾燥時に底にする部分にホコリがついてしまうため)

2-5
漆を擦りこんだら漆ワイパーを使用し、漆が均一になるよう丹念に拭きあげます。

これから何度も塗り重ねていくため、擦りこんだ回数もメモをしておく方が良いでしょう。




2-6
片面擦りこみが終わりました。擦りこみをされてない部分を下にして乾燥させます。

(表裏一度に塗られる方ももちろんいらっしゃいます。その場合はムロの中に割り箸などなるべく作品にあたる表面積の小さい棒等を下駄にして作品を逆さに乾燥させます。)

乾燥時の注意
漆は温度と湿度によって硬化します。乾燥には温度20〜25度以上、湿度が70〜85%以上の環境が必要です。
室(漆風呂)に作品を入れて乾かしますが、衣装ケースや段ボールでも代用可能です。
塗れぞうきんを箱の中に入れて、底に直接作品が当たらないように、スノコ上の桟などを設けてその上に作品をのせ、蓋をします。
→衣装ケースを用いた室の作り方

上記条件でだいたい丸一日で乾燥しますが、天候や保管場所での違いが大きく一概にはいえません。
ちなみに乾いたという感触は作品をさわってみてさらっとしていれば乾いていますし、べたっとしていればまだ乾いていません。(そのときは湿しをして置いてください。焦りは禁物です。)


2-1から2-6までの作業を美しい艶がでるまで4〜5回繰り返してください。

作業が終わったら・・
最後にテレピン油で残った漆を拭き取り、定盤上をきれいにします。
(漆が乾く前に拭きとってください。)


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